ウテン結構


COMPANY

ウテン結構からの「お願い」のお手紙
 
ページの最初からごめんなさい。
 
また、すみません、ちょっと長くなってしまいました。
 
こんにちは、ウテン結構の発起人、雨々アメ(仮)です。こんにちは。今、ウテン結構からのお願い、ということでお手紙を書いています。ウテン結構は、次の公演が実はカンパニーにとっての「山場!」だと思っていまして、勝手なお願いと知りつつ、正直な気持ちを書いてお伝えしたく、こうしてキーボードに向かっております。

今「山場!」と書きましたが、正直な気持ちとしては、「山」と言うよりは「崖」です。「崖」に「っぷち」って言葉を付けまして、その切っ先に立ち、荒波を見ている心境なのです。

ウテン結構は、カンパニーのスタートと同時に5公演5作品のタイトルや公演時期を発表いたしました。これは実は、昔に森博嗣さんって小説家の方がデビューされた時の真似でした。もうずいぶん前ですが、京極夏彦さんから始まる新本格ブームの最初の頃、森博嗣さんは『すべてがFになるまで』でデビューされて、その後次々と早いペースで出版された推理小説にて人気作家になりました。私にとっては大好きな作家さんで、その最初の作品ですぐに心奪われていたのです。さて、その森博嗣さんの本、私をワクワクさせた理由の一つに、こんな仕掛けがありました。今まで楽しく読んだ本の、その本の裏表紙に、普通なら、この作家さんは他にはこんな本も書かれていますよ、って紹介する小さなスペースに、次回作、さらにその先の作品と、いくつものタイトルが発表されていたのです。それは興奮でした。今読んで面白いと思った作家さんの、今後読むことが出来るタイトルがもう発表されている! だってまだデビュー作なのに!って。(しかもタイトルが素敵!) 私は思いました。演劇でもきっと、未来に観ることが出来る作品の、しかも何だかイマジネーションを刺激するような、そんなタイトルが先に分かっていたら、きっとワクワクするに違いない。そう思って、ウテン結構を始める時に頭の中にあった、まだ形にはなっていない物語の断片たちや、実際にメモしたぐちゃぐちゃな紙の束を見ながら、一つ一つタイトルを決めて行ったのが、そもそものウテン結構の始まりでした。そして、ちょうど森博嗣さんがどんどん人気作家になっていったように、ウテン結構もどんどん人気が出たらなんて素敵だろう、って夢見ました。だから、勇気を振り絞って、根拠も何もないのにね、そんな夢に背中を押されて、「公演ごとに1ステージずつ増やす宣言」をしてしまいました。

現在は、その途上にあります。

次回、第3回公演は、『奇妙な旅の旅のしおり、この世の果て』、という作品です。最初は4ステージだけの公演だったウテン結構も、今度で6ステージ公演。日数も舞台設営やリハーサルの為に劇場を借りる日にちも入れると、急に倍の日数になります。ああ「山場!」だなぁ、と素直に思い、気合いも入ります。と同時に、頭の中の計算機がパチパチと算盤を弾き、予想される予算を考えたら、「崖っぷち!」ってワードが思い浮かびました。今までウテン結構は、「雨と言うよりは嵐の中へ漕ぎ出した」と紹介して来ましたが、今度は「山と言うよりは崖っぷち」と、もう何だか分かりません。

実はウテン結構は、第1回公演から第2回公演まで、100人以上のお客様も増えて、とてもうれしい上り調子なのです、が、ん? 今度の公演、もうちょっと勢いのある伸びがないと、こりゃヤバイ、って気づいたのが最近でした。

そして、だんだん、このお手紙がお願いって話になっていくのですが、今、私達は、多分自分達の力だけでは到底太刀打ち出来ない、大きな敵を前にしていることに気づいたのです。だから、だから、今回は考えに考えた末、今の正直な気持ちを告白しようと思いました。それは、そのまま、お願いという形を取ります。

お願いがあります。これまでウテン結構にお越しの皆さま、どうかもう一度劇場に遊びに来てください。あらためまして、ウテン結構は公演毎に1ステージずつ増やして行きます。それを成功させるには、一度観に来ていただいて気に入って下さったお客様が、又もう一度足を運んでくれることが大事だと考えています。そして、ちょっと欲を言えば、友人知人を連れてきて下さる、とか、誰かまだウテンを知らない人に面白い劇団があるよって知らせもらえる、とか、ちょっと期待をしているのも事実です。きっと、一度観ていただいた方の生の声が大事だと思っています。口コミ。この崖っぷち、自分たちの頑張りプラス、一度足を運んでくれた方からの応援だけが頼りだと感じています。あの時活躍した誰々が、次はこんな活躍!って楽しめるよう、同じ出演者とまたウテンで出会えよう、今スケジュールを工夫してもらっています。また、まだまだスタートしたばかりのカンパニー、新しい方に今こそウテンを発見して劇場に足を運んでいただけたら、こんなに嬉しいことはありません。今、次回公演を前に、私たちは、どうにかウテン結構を色々な方に知ってもらいたいと頭を悩ませています。迷路の中を歩くような、パズルを組み立てて絵が浮かび上がって来るような、そんなウテン結構の作風には自信があり、手応えも感じています。普通のお芝居に観に行く以上の、観劇体験の価値を高めたいと新たな一手も考え中です。今は奇妙な旅を前に、地図を広げ、様々なマークや矢印を書き込んでいます。 あらためまして、ウテン結構の、公演毎に1ステージ増やす宣言というチャレンジを、ぜひ応援して下さい。足を運んで下さることがそのまま、今のウテン結構を救済します。ツイッターで一言つぶやくだけで、近い未来のウテン結構がもっと素敵になることの力になります。未来、昔っからあの劇団観てたんだよ、って言葉が自慢になるような活躍を目指して頑張ります。そんなことは、単に自分たちだけの成果ではなくって、お客様からの応援があって初めて達成される、一緒に階段を登るような出来事だと思っています。心からのお願いです。どうか、劇場でお会い出来ることをお待ちしております。面白い作品を心を込めて上演いたします。例え辿り着く先が、この世の果てでも。どうか手を貸してください。足を運んでください。ぜひお願いいたします。
 
ウテン結構 雨々アメ(仮)
 

GREETING

代表挨拶
背中の羽は何のため? さあ、飛ぼう、勇気を出して。ここは天国じゃないけど。話の尾ひれは何のため? 泳ぎだした物語は激しい川を遡る。例え滝に出会っても大丈夫。さあ登ろう。あなたの想像力は何のため? 今は無駄って思うかも知れない。けれどこの先、きっと必要になる時が来る。来る。もう間もなく、すぐ目の前。いつものドアを開けて、足を踏み出したら、ね、日常のその先へ。
ウテン結構は、いい劇団です。詳しくは劇場で、ぜひお会いしましょう。

 

 
ウテン結構発起人(作/演出)

雨々アメ(仮) 

PROFILE

会社概要
2017年2月

雨々アメ(仮)と自らを命名し、ウテン結構を計画。舞台監督の長堀博士などに相談し、具体的な計画を立てる。

2018年4月

女優の岩澤繭が劇団員として入団、その他、制作の小栗奈那子や音響の斎藤留美子、デザイナーの小田善久などに参加を打診。

2018年9月1日

あらためて、ウテン結構、具体的に始動。稽古開始。

2018年11月16日

旗揚公演「アリス式海岸不思議岬邂逅」上演。3日間4ステージ。

2019年3月22日

第2回公演「ガラス細工のイヴ」上演。3日間5ステージ。

 
 
 
 
 

PHILOSOPHY

劇団理念


今の時代に合った新しい劇団スタイルを

ウテン結構は、良い作品、面白い舞台、エンターテイメントとアートの両方の価値観で優れた作品を上演することは当たり前、と考えて、それを実現すべく努力を惜しみません。
一方、そのような当然達成されるべきこと以上に、他のカンパニーとは歴然と差別化を図った価値あるカンパニーとして、公演をプロデュースする形式にも新しい方法を実験的にでも採用していきます。
そして、力のある舞台作品や、演劇の世界で注目すべき魅力的な俳優や女優を発信して、社会の中での認知度を上げていきます。

 
  • 01

    旗揚げと同時に5作品を発表!

    ウテン結構では、劇団の旗揚げと同時に、5作品5公演を決定して発表いたしました。演劇の世界にて、他のカンパニーでは行われていない画期的な出来事として話題となりました。足を運びたいと思って下さった方へ、とても早くに予定を組んでいただけます。
  • 02

    公演ごとに1ステージずつ増やす宣言!

    最初に発表した5公演、公演ごとに1ステージずつ増やす宣言をして、まだスタートしたばかりの劇団ではあり得ない、大きな目標を計画の中に折り込みました。この劇団が、どう応援して欲しいのか、分かりやすくお伝えするお手紙だと思っています。
  • 03

    いつも同じ出演者が出演していたい!

    ウテン結構では、一度舞台で観て、あの人面白い、素敵、格好いい、って思った俳優と、また同じ劇団で出会えることが大切だと考えています。是非そのことを実現すべく、劇団員や客演という壁を取り払って、続けて出ていただけるよう交渉をして行きます。

PLAN

 
ウテン結構計画1stシーズン
ALiCE

第1回公演 

「アリス式海岸不思議岬邂逅」

2018年11月16日(金)-18日(日)(3日間4ステージ公演)

EvE

第2回公演

「硝子細工のイヴ」

2019年3月22日(金)-24日(日)(3日間5ステージ公演)

SHiORi

第3回公演

「奇妙な旅の旅のしおり、この世の果て」

2019年10月9日(水)-13日(日)(5日間6ステージ公演)

HiKARi

第4回公演

「ヒカリ・アル・トコロ」(仮)

2020年4月15日(水)-19日(日)(5日間7ステージ公演)

ObaKe

第5回公演

「化けの皮一枚隔てた向こう側の話」

2020年11月24日(火)-29日(日)(6日間8ステージ公演)

ACCESS

公演会場

 
日暮里d-倉庫

 
★☆ 公演会場は最初の3年計画ではすべて同じ劇場にいたしました。いつも同じその場所に行けば「ウテン結構」に会える、を実現する為です。
 
〒116-0014
東京都荒川区東日暮里
6-19-7 2F
 

電車でお越しの方へ
日暮里駅JR南改札口   徒歩7分
階段を降り駅前ロータリーへ出たら、右斜め前の道へ進みます。大通りの交差点を抜けるとそのまま布問屋だらけの繊維街へ。セブンイレブンを過ぎ、ガソリンスタンドとファミリーマートに挟まれた角を曲がり、すぐ次の十字路を右へ。すぐ左手に劇場が見えてきます。